めった汁と豚汁の違いは何ですか?
「めった汁」とは、さつまいもや大根、人参といった根菜類を使った具だくさんの豚汁のこと。 従来の豚汁と異なるのは、じゃがいもではなくさつまいもを使う点にある。 とはいえ、使う根菜に厳しい決まりはないため、県内全域の家庭で気軽に食べられている。
けんちん汁のけんちんとはどういう意味ですか?
大根やにんじんなどの野菜を油で炒めてから煮込む料理。 その発祥には諸説あり、中国の精進料理である普茶(ふちゃ)料理の一種である巻繊(けんちゃん)が日本語になったという説と、鎌倉の建長寺で作られる「建長汁」がいつしか「けんちん汁」と呼ばれるようになったという説がある。
けんちん汁はどこの県?
「けんちん汁」はもともと発祥とされる神奈川県をはじめ、岩手県、大分県、茨城県などいくつかの県で郷土料理として食されているが、具材はそれぞれ異なる。 岩手県では肉は入れず、豆腐を油でよく炒めてそぼろ状にするのが特徴。 そのため、「けんちん汁」に入れる豆腐は、硬めの手作り豆腐を使う家庭が多かった。
けんちん汁の利点は何ですか?
けんちん汁に含まれるごぼうなどの根菜類には食物繊維が多く、お椀一杯(180g)で2.41gも含まれています。 また、根菜類やこんにゃくなどのよく噛む食材は、消化液の分泌を盛んにします。 そのため、けんちん汁は食べ物の消化吸収やあごの発達にも良いと言えるでしょう。
めった汁 どこの郷土料理?
加賀めぐみのめった汁は、石川県でとれたさつまいも、れんこん、ねぎなどの 野菜がたっぷり入ったみそ汁です。 めった汁という言い方は、石川県の方言で、 めったやたらにいろいろなものを入れた汁、めったに食べられないほど おいしい汁のことです。
めった汁の由来は?
めった汁という名前は「やたらめったら具を入れる」という意味が語源とされており、とにかく具だくさんで作ることがめった汁の特徴なのだ。
けんちん汁 誰が作った?
鎌倉時代、建長寺(けんちょうじ)の開山であった蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が、はじめてつくり、修行僧たちが食べていました。 建長寺で考え出した汁物なので、「建長寺汁」がなまったともいわれています。 お寺で食べられていた汁物なので、豆腐や根菜類を使った精進料理 です。
けんちんうどんはどこの県の食べ物?
けんちんうどん(つけけんちんそば)は、暖かいけんちん汁に冷たいソバをつけ麺の要領でくぐらせて食べる茨城県の郷土料理です。 良い香りのソバと具だくさんのけんちん汁の相性は最高で、一度食べるとその味が忘れられなくなると言われています。
のっぺい汁 どんな時に食べる?
お正月、お祭り、お盆、冠婚葬祭などによく食べられており、小口切りにした里芋、コンニャク、人参、レンコン、ギンナン、鮭、イクラ、シイタケやナメコなどを、薄い醤油味のダシで煮たものです。
のっぺい汁の他の言い方は?
新潟県だけでなく奈良県、島根県、熊本県などでも作られており、各地により「のっぺい」、「のっぺい汁」、「のっぺい鍋」、「のっぺい煮」、「のっぺ」、「のっぺ汁」など様々な呼び方をします。 里芋、ごぼう、れんこん、にんじんなど季節の野菜をふんだんに用いて、鶏肉や鮭などを入れる事もあります。
けんちん蒸しの由来は?
和食の蒸し物→けんちん蒸し
中国から長崎に伝わった「卓袱・普茶」のひとつであり、巻繊(あるいは巻煎)と書いて「けんちぇん」と読んだのが、「けんちん」に転じたとされる。 また、建長寺の僧が精進料理として作ったとされる「建長汁」は「けんちん汁」の原形だともいわれる。
めった汁の語源は?
「めった汁」と言われる由来は、「具をめっためたに切る」という説や、石川県の農業スタイルとして地産地消が多く、収穫した野菜を消費する方法として「やたらめったら具を入れた」という説などがあるそうです。 また石川が生んだ文豪徳田秋声が明治44年に発表した「黴」という作品にも「滅多汁」という言葉が登場しています。
金沢名物の汁物は?
金沢名物「治部煮」とは? 治部煮(じぶに)とは金沢を代表する郷土料理(加賀料理)です。 伝統的な治部煮は主に鴨肉、ほうれんそう、里芋、にんじん、百合根、きのこ、お麩(すだれ麩)などで作られています。 治部煮の特徴は、肉に小麦粉(または片栗粉)をまぶして煮ることと、わさびを添えて食べることです。
めった汁 どこ?
めった汁は石川県の郷土料理。 具材は豚肉・こんにゃく・だいこん・ごぼう・にんじんなどなど……豚汁ととても似ているこのおみそ汁、違いはさつまいもが入っていることです。 さつまいもと豚肉以外の具材は家庭によって異なり、味付けもお味噌をはじめとして、醤油や酒粕を加えたりとバリエーションも豊富。
けんちん汁 豆腐なぜ?
当時七〇〇人からの修行僧がいて、どうすればいきわたるか思案のあげく、汁にもみつぶして入れた。 これが建長汁のはじまりである。 仏教では食平等を重んずるが、この豆腐がまさに、その象徴というわけである。” 大本山建長寺 監修・執筆 , 建長寺 (鎌倉市).
そばは誰が作ったのか?
そばの起源は中国雲南省。 中国の長江とメコン川の上流にある秘境だと言われています。 日本では、縄文時代の遺跡からソバ属の花粉が見つかっており、そば栽培は、縄文時代に始まったと考えられています。 高知県内の遺跡からは9300年前のそばの花粉が、埼玉県内の遺跡からは3000年前のそばの種子が発見されました。
けんちん汁はいつ食べるのか?
けんちん汁 関東地方の一部では、節分にけんちん汁を食べるのが一般的です。 けんちん汁は節分に食べるものというより、寒い日の行事の際に食べる一品です。 けんちん汁は名前がユニークだなと思われる方も多いですが、その由来は鎌倉時代に創設された寺「建長寺」にあると言われています。
のっぺとのっぺい汁の違いは何ですか?
「のっぺ」は、新潟の代表的な家庭料理であり、日本全国いたるところにある郷土料理。 全国各地に点在する「のっぺい汁」とは違い、新潟の「のっぺ」は汁物というより煮物である。 里芋を主材料とし、野菜やきのこなどを薄味で煮たものにとろみがついているもので、青味にはさやえんどうが使われる。
ノッペとはどういう意味ですか?
のっぺは、「濃餅」や「能平」と書かれる「ぬっぺい」からきていて、“とろみのある”という意味です。 里芋でとろみがつけられた煮物なので、それを指しているのでしょう。 のっぺのほかに「ぬっぺい」「ぬっぺり」などと呼ぶこともあります。
大分のけんちんとは?
一見、和食のゼリー寄せかと思えるが、大分県中津に200年前から伝わる郷土菓子。 中津市にある渓谷、耶馬溪(やばけい)の山野で採れるキクラゲ、銀杏、十六豆に葛粉、小麦粉、砂糖を混ぜて蒸した棹もので、慶弔用には欠かせない品という。