拒絶査定の最後の拒絶理由とは?
“最後”の拒絶理由通知とは
審査官は、拒絶査定を通知する前に、事前に拒絶理由を通知して、出願人に反論の機会を与えてくれるわけです。 1回目の拒絶理由通知は最初の拒絶理由通知です。 これに対して最後の拒絶理由通知は、「最初の拒絶理由通知に対する応答時の補正によって通知することが必要になった拒絶理由通知」のことを言います。
キャッシュ
拒絶理由とは?
1.拒絶理由とは 特許出願が、独占権である特許権を付与するに値するものであるためには、所定の特許要件を満たす必要があり、この特許要件を満たさない特許出願は、拒絶理由を含むものとなり特許されません。 この拒絶理由は、特許法第49条に限定列挙されており、この法定された理由以外の理由で特許出願を拒絶することはできません。
キャッシュ類似ページ
最後の拒絶理由通知の補正の制限は?
最後の拒絶理由通知に対しては、通常の拒絶理由通知と同様、通知が届いた日から60日以内に、意見書・手続補正書を提出することができます。 ただし、最後の拒絶理由通知が通知された際に、請求項を補正する場合は、通常の拒絶理由通知が通知された際に補正をする場合とくらべ、より補正に制限が課されます。
キャッシュ
最初の拒絶理由通知とは?
最初の拒絶理由通知とは
審査官は、拒絶査定を通知して「特許しないぞ!」という前に、事前に拒絶理由を通知して、出願人に反論の機会を与えてくれるわけです。 簡単に言いますと、「このままだと拒絶査定となるから、反論するなら今のうちにしなさい!」といった通知を送ってくるわけです。
拒絶査定と拒絶確定の違いは何ですか?
拒絶査定とは、拒絶理由に該当するから特許すべきではないとする審査官の最終処分をいいます。 特許出願人は、拒絶査定に不服がある場合、拒絶査定謄本送達日から30日以内に拒絶査定不服の審判を請求することができます。 審判を請求しない場合には、拒絶査定が確定します。
拒絶理由通知書と拒絶査定の違いは何ですか?
「拒絶理由通知」が中間的な判断であるのに対し、「拒絶査定」というのは審査段階における最終判断で、「許可できない」という結論のことです。 「拒絶査定」によって一応の結論は出てしまいますが、これによって権利化の途が完全に閉ざされるわけではありません。
拒絶理由の種類は?
特許出願の拒絶理由【一覧】新規事項追加(新規事項を追加する補正がされた場合)シフト補正(発明の特別な技術的特徴を変更する補正がされた場合)外国人の権利の享有発明該当性(「発明」でない場合)産業上の利用可能性新規性(新しいか)進歩性(通常考えつく程度の改良・改変か)拡大先願
拒絶されるとはどういう意味ですか?
相手の要求や希望をきっぱりと断ること。 受け付けないこと。
最後の拒絶理由通知の明瞭でない記載の釈明とは?
「明瞭でない記載の釈明」は、拒絶理由通知で指摘された拒絶の理由に示す 事項についてするものに限られている。 これは、審査官が拒絶理由通知で指摘 していなかった事項についての補正によって、既に審査した部分が補正され、 新たな拒絶理由が生じることを防止するためである。
限定的減縮とはどういう意味ですか?
特許請求の範囲の限定的減縮とは、特許請求の範囲の減縮を行う補正のうち、請求項に記載した発明特定事項を限定するものであって、補正前発明と補正後発明の「産業上の利用分野」及び「解決しようとする課題」が同一であるものをいいます。
拒絶理由通知 何回まで?
審査官は、拒絶理由通知を、原則二回を限度(「最初の拒絶理由通知」及び 「最後の拒絶理由通知」各一回)として通知し、手続全体の効率性に配慮しなが ら審査を進める。
特許の拒絶理由を解消するにはどうすればいいですか?
特許を受けるためには、通知の内容を踏まえて、意見を述べたり(意見書の提出)、明細書、特許請求の範囲等を修正したり(手続補正書の提出)することが必要になります。 その結果、拒絶理由を解消できれば、特許を受けることができます(特許査定が送付されます)。
特許 拒絶理由通知 何回?
審査官は、拒絶理由通知を、原則二回を限度(「最初の拒絶理由通知」及び 「最後の拒絶理由通知」各一回)として通知し、手続全体の効率性に配慮しなが ら審査を進める。
拒絶査定不服審判の拒絶理由とは?
審判時の拒絶理由通知とは
審判請求書での反論に成功したことを表します。 審判官は拒絶査定時のそのままの証拠や理由では審決を維持できないと判断したことを意味します。 再度送ってきていることを意味します。 通常は最後の拒絶理由通知です。
拒絶の理由を発見しないから、特許査定をします。とはどういう意味ですか?
審査官は、特許出願について拒絶理由を発見しない場合は、特許査定をする (第51条)。 また、審査官は、拒絶理由通知をした後の審査において、通知した拒絶理由 が解消されていないと判断した場合は、拒絶査定をする(第49条)。
拒絶理由通知とは?
特許を受けることができない理由が発見された場合、拒絶理由通知書が通知されます。 そのまま何も対応しない場合、特許を受け取ることができません(その後、拒絶査定が送付されます)。
特許の拒絶理由とは?
技術的に関連性の低い二つ以上の発明が一つの出願に含まれている場合、一部の発明に関する請求項について新規性・進歩性等の審査を行わない場合があります。 そのような審査を行っていない請求項が存在する場合に、この拒絶理由が通知されます。
断ると拒むの違いは?
「断る」は、すすめや依頼に従えないことを、直接話したり、手紙などで伝えたりする意で、広く用いられる。 また、「個人の意見であることを断っておく」のように、前もって事情、理由などを説明する意でも用いられる。 「拒む」は、依頼や要求、命令などに従って行動しようとしない意で用いられる。
拒否と拒絶の違いは何ですか?
「拒絶」も「拒否」も、希望、要求、命令などを受け入れないことをいいます。 しかし「拒否」は、要求や提案を強い態度で断ることや決定に同意しないという意味でも使われます。 対して「拒絶」は、頼みや要求を拒み、話し合いや交渉にまったく応じようとしないいます。
特許の拒絶理由通知とは?
特許を受けることができない理由が発見された場合、拒絶理由通知書が通知されます。 そのまま何も対応しない場合、特許を受け取ることができません(その後、拒絶査定が送付されます)。