茶道の基本的なマナーは?
茶道のマナーについては、基本的には日常生活のマナーと同じく、目上の方を敬い、一緒にお茶席に入る方を大切にし、不快感を与えないことが大切です。 具体的には、靴下や着物の衿は白にすること、アクセサリーを付けないこと、お 正客 しょうきゃく ※には一番目上の方がなること、お菓子はお茶が運ばれてくる前に食べきることなどです。
お茶事の挨拶は?
お茶が出されると 正客 しょうきゃく は茶碗を 次客 じきゃく との間に置いて、「お先に」とおじぎをして挨拶します。 茶碗を 縁内 へりうち 膝の前に置いて、 亭主 ていしゅ に「お 点前 てまえ ちょうだいします」とおじぎをして挨拶します。 茶碗を左手にのせ、右手をそえて感謝の気持ちをこめて、押しいただきます。
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お茶会にふさわしい服装は?
男性の場合、ダークカラーの無地のスーツなど、フォーマルな服装が適しています。 女性の場合、パンツスタイルや膝下丈のスカート・ワンピースなどが望ましいでしょう。 お茶会では正座をするため、スカートスタイルでは正座をした際に膝が隠れる丈が目安となります。 ストッキングを着用する際は、白い靴下を重ね履きしましょう。
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お茶事の順番は?
「フルコースの茶会」とも言える茶事の大まかな順番は、茶の湯を沸かすための炭をつぎ足し、懐石と呼ばれる食事を差し上げて、濃茶をお出しし、一番最後に薄茶を差し上げる、というのが一連の流れです。
お茶の飲み方のマナーは?
左手でお茶碗を持ち、右手を添えてお茶を飲みますが、ここでお茶碗を回すことをしなければなりません。 出されたお茶碗の正面を避けて飲む必要があるため、約180度まわすイメージで時計回りに2度まわします。 そして3回ほどに分けて飲み、最後の一口は音を少したてながら飲み切りましょう。
茶道の決まり文句は?
来客にお茶を出すときは、上等なお茶でも「粗茶でございますが」と言うのが決まり文句。
茶道の始まりの挨拶は?
お茶の時間では「先生ご機嫌よろしゅうございます」から始まり、「お退屈様でございました」「ごちそうさまでございました」で終わります。
お茶会の終わりの挨拶は?
最後の挨拶 ●亭主が茶道口を出た後、連客に「今日はありがとうございました」と言って、床の間、炉辺を拝見のあと、退室し、待合へ。
大寄せ茶会の持ち物は何ですか?
茶道に必要な持ち物は、本来7つあります。 「扇子(せんす)」、「帛紗(ふくさ)」、「古帛紗(こぶくさ)」、「懐紙(かいし)」、「楊枝(ようじ)」、「楊枝入れ(ようじいれ)」、「帛紗ばさみ(ふくさ)」の7つです。
茶道 扇子 なぜ?
茶席扇子は、お茶席に欠かすことのできない道具です。 理由は、その作法に組み込まれているからです。 また道具を拝見するときなどには、ひざの前に扇子を置いて挨拶や拝見をします。 なぜいちいちそんなことをするかというと、相手を敬う気持ちを表すためとされています。
お客さんに出すお茶は?
お茶をお出しする際には、相手の右後方側から、両手で茶托を持ってお出ししましょう。 お渡しする時には、「どうぞ」「失礼します」といった言葉を添えると好印象になります。 ただし、会議中で話し込んでいる場合には、目線だけで挨拶をし、そっとお茶をお出しするようにしましょう。
煎茶の出し方のマナーは?
お茶を出す席順は、入口から一番遠い上座から順に、入口から一番近い下座の人が最後になるようにお出しするとよいでしょう。 この時、お客様の後方右手側に回り込んで出すのがマナーですが、お客様の右側にスペースがない時は無理やり右側から差し出す必要はありません。
緑茶のマナーは?
お茶は相手の正面から出すのはなく、右後方からお出しするのが良しとされています。 ただし、正面からでないとお出しできない場合は、「前から失礼いたします」と一声かけると良いでしょう。 お客様が椅子に座っている場合、立ってお出しするのではなく、お客様の高さに合わせて屈んで出すのがベスト。
法事の時のお茶の出し方は?
相手の左側からお茶出しをするなら「お茶→茶菓子」の順、右側から出すなら「茶菓子→お茶」の順で出しましょう。 「相手のどこからお茶を出すのか」については、マナーにおいて「相手の右後方から」が最善です。 ただし、相手が畳の上に座っている場合、席の配置によっては正面から出しても問題ありません。
茶道の終わりの挨拶は?
お茶の時間では「先生ご機嫌よろしゅうございます」から始まり、「お退屈様でございました」「ごちそうさまでございました」で終わります。 お菓子やお茶をいただくときも「お先に」「お相伴させていただきます」など子どもたちだけでなく大人でもなかなかすることのなくなったご挨拶です。
お茶に関する言葉は?
この様に、「茶」のつく言葉はとても多く、お茶が庶民の生活に深く根付いていたことが伺えます。「朝茶(あさちゃ)はその日の難逃れ」「お茶の子さいさい」「茶の花香より気の花香」「茶は水が詮」「宵越しのお茶は飲むな」「茶々を入れる」「鬼も十八、番茶も出花(でばな)」「茶腹(ちゃばら)も一時(いっとき)」
茶道のご挨拶料はいくらですか?
許 状申請料の具体的な金額
資格 | 種目 | 挨拶料 |
---|---|---|
初級 | 入門 | 1,100円(税込) |
小習 | 1,980円(税込) | |
茶箱点 | 3,300円(税込) | |
中級 | 茶通箱 | 2,750円(税込) |
茶道のお礼の言葉は?
「お運びをさせていただきまして、誠にありがとうございます」など。 「お稽古とは違う雰囲気の中、本当に良い経験をさせていただきました」とか。 最後に「かしこ」を付ける。 茶会の翌日に礼状を出すのが好ましいのですが、少々時間が経っても大丈夫。
茶道の後見とは何ですか?
つまり、後見は自分の体全体を使ってお茶会をコントロールし、お手前する人にスポットを当てつつ足を運んでくださったお客様に「満足する上質な時間」を提供する役割を担っています。
大寄せとは何ですか?
おお‐よせ〔おほ‐〕【大寄せ】
多数の遊女や芸人を呼んで遊興すること。